3Dレーザースキャン計測とは
3Dレーザースキャン計測とは
3Dレーザースキャナーによって、プラントや建築物などの大型構造物を高速にスキャンしてデジタル化します。取得したデジタルデータは、3次元座標値(X,Y,Z)が含まれる点の集まりで、「点群データ」と呼ばれます。
点群データは、机上のPCで形状確認や寸法計測ができるため、施工改修、設備管理、3D CAD化など、様々な用途に活用することが可能です。
お客様が本当に必要としているアウトプットに近づけるため、計測対象物や計測条件により、最適なパラメータ設定で計測します。
品質・コスト・時間などのご要求に応じて、最適なデータを提供します。
機材案内
3Dレーザースキャナー
- ニコン・トリンブル社製 TX8 2機
Trimble TX8は実に1,000,000点/秒のスキャンスピードを誇ります、さらに高い精度を持ちながら、標準的なスキャン距離は120m対応しており、オプションによって最長340mのスキャンが可能となっています。 - ニコン・トリンブル社製 TX5(FARO社OEM) 2機
高速3DレーザスキャナーTrimble TX5は最大976,000頂点/秒のスピードと最大120mの範囲で測定可能です。 - FARO社製 Freestyle3D X 1機
FARO Freestyle3D は、最高品質の高精度ハンディスキャナーです。室内、構造物や測定対象物に対して、信頼性の高い点群データを素早く取得し、高解像度の3Dデータを生成します。 - FARO社製 FOCUSS 150 2機
高速3DレーザスキャナーFARO FOCUSS 150は最大 976,000頂点/秒のスピードと最大150mの範囲で測定可能です。
動画「豊富な計測バリエーション」:協力
内閣府革新的研究開発推進プログラム/タフ・ロボティクス・チャレンジ(ImPACT-TRC)/屋内試験フィールド(東北大学)
その他
- ワークステーション・専用ソフトウェア
16台の専用ワークステーション・ソフトウェア
3Dレーザースキャン計測で取得される点群の「点数」は合成後に数十億点/数十ギガバイトになり、データ量の重さが作業効率を下げる要因となります。弊社では3次元スキャン・モデリング用途に16台の専用ワークステーションを駆使して、合成データ処理の実施が可能です。また、点群処理に必要となるソフトウェアは用途・目的に応じて使い分ける必要がありますが、弊社ではそれぞれのソフトウェアを複数ライセンス保有することで、作業のボトルネックを解消し、安定したデータ処理を実施しています。