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2019.12.17

「設備の劣化は大丈夫?点群データで解析!」点群データ活用方法~第5弾~

技術紹介

点群データによる形状解析

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前回に引き続き、点群データの活用方法第5弾をお伝えしていきます。

今回の内容は、設備や機器などの「形状変化の解析」です。

形状の変化はどんな物体にも起こり得ますが、例えば常時稼働している設備や機械などはことさら顕著に表れます。

使用するメリットや計測事例を含め、点群データを使った形状解析について詳しくご紹介していきます。

ここでは、点群を使用して解析を行うメリットや計測事例を含め、点群データを使った形状解析について詳しくご紹介していきます。


設備の保守・保全

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点群データによる「形状解析」は、稼働している設備や機器に対しての保守・保全といった面で活躍できます。

設備の保守・保全でまず重要となるのが、日々の点検において不具合が起こる兆候を見つけることです。

しかし、中には人の目では気づきにくいものや、変化が分かりづらいこともあるのではないでしょうか?

3Dレーザー計測ならば、効率的かつ詳細にデータの取得・解析が可能です。


点群を解析に使用するメリット

形状.jpg

点群データを使用するメリットは、現況を効率的にデータ化できることにあります。

また、現場の対象をすべてデータ化しているため、もしも解析結果が現場状況と異なる結果が出たとしても、再度現場に戻る必要がなく、机上で原因究明することができるのも点群データ化の強みとなっています。

点群データからは、現況のねじれ・たわみ・ゆがみといった形状変化を割り出すことが可能です。

その他にも、年次点検用のデータとして、同一箇所を年度ごとに計測していくことで、経年劣化及び荷重による形状変化の解析に活用することが出来ます。


事例紹介:コンベアフレーム

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当社が行った事例の一つに、ベルトコンベアの歪み解析があります。

常時稼働型のコンベアは常に重量物を流しているため、コンベアを支えるフレームには荷重が掛かり続けています。

従来の解析は、高圧電線の接触事故や高所作業中に落下するといった危険が伴うほか、コンベアを長期的に稼働停止する必要があり、損失的に大きなものになると予想されます。

当然クライアントからも「長期的にコンベアを停止させず、安全に解析を行いたい」という要望が多くあります。

3Dレーザー計測であれば、長期的な稼働停止は必要なく、より安全でより効率的な解析が可能となります。


まとめ

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形状解析したデータは、保守・保全面で有効的に活用できます。

発生した不具合の原因究明や、設備や機器の運転継続が可能かどうかの検討などにも使用することが可能です。

紹介したベルトコンベアに限らず、設備に高負荷がかかる箇所や、常時稼働している機器の変位量が見たいなどのご要望がありましたら、ぜひベステラまでお問い合わせください。

次回は「点群データ活用方法~第6弾~」をお届けします。


【Before/After形状比較】はこちら

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