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2020.01.07

「図面がない!?点群を使ったリバースエンジニアリング!」点群データ活用方法~第6弾~

技術紹介

現場の図面化

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前回に引き続き、点群データの活用方法第6弾をお伝えしていきます。

今回の内容は、「図面化」についてのお話しです。

昨今のデジタル化・三次元化などの技術が進む中で、「図面はもう古い」と考えている方もいるかと思います。

しかし、図面は今現在においても様々な場所・場面で使用されている優秀なツールです。

ここでは、図面の有用性や図面化に点群データを使用するメリットをお伝えしていきます。


図面化の目的・メリット

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そもそも現場を図面化する目的とは「情報の伝達」です。

例えば、建造物の図面には寸法・数量・材質の情報などが記載されています。

施工主側はこれを元に作業を計画し、作業者への詳細な指示伝達を行います。

しかし「情報の伝達」という面で見れば、三次元的かつ情報入力が可能な点群データの方が優れていると感じるのではないでしょうか?

残念ですが、点群データは現場使いとの親和性が低いという現状があります。

点群が現場内での情報伝達媒体として使いにくいのは、データの容量が多いことに起因します。

データ容量が大きければ、その分端末の動作は遅くなり情報の確認だけでも時間が掛かります。

腰を据えて設計や解析をするならいざ知らず、図面のように現場においてすぐに情報が引き出せて、書き込みなども行えるような気軽さは点群にはありません。

3Dレーザー計測での図面化

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図面化のご相談を頂く際に、「改修計画において必要な図面が無い!」といったお声を頂くことがあります。

弊社では図面化に、3Dレーザー計測による点群データ活用をお勧めしています。

点群データを使用するメリットとして挙げられるのが、現況をそのまま図面化できることにあります。

今までも度々ご説明してきましたが、3Dレーザー計測は、現場を丸ごと点群データ化し、手作業に比べ短時間で広範囲を計測できます。

また、人の手で測るよりも正確で、測り逃した寸法があっても現場に戻る必要なく机上で完結するのが強みとなっています。

弊社で点群から作図可能なものとして、

「配管図」・「見取図」・「詳細図」などがございます。

ここでその一例をご紹介します。


ビルと周辺見取図

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弊社が行った事例の一つに、ビルと周辺の図面化があります。

対象ビルと隣接建築物の隙間や高所部分も全て3Dレーザー計測し、図面化を行うことで、資材の搬入ルートや足場掛けなどの情報共有に使用されました。

また、工事を行うための公的機関への提出書類などにも用いることが出来ます。

その他にも、点群データの情報から、地形の高低差や距離関係といった情報を図面に反映することが可能です。


まとめ

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改修工事などで、図面が無く計画がスムーズに進まないことはないでしょうか?

3Dレーザー計測は、現場そのままの現況データで図面を作成し、工事関係者が必要とする図面をご提供できます。

「図面が無い」や、「現状のデータが欲しい」などのご要望がございましたら、ぜひベステラへご相談ください。


【2次元の図面化】はこちら

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