3Dレーザースキャン計測から2次元の図面化まで
現物の形状や構造を把握するリバースエンジニアリング
改修工事は、様々な制約の中で、限られた時間で行なう必要があります。
改修計画で図面が必要にも関わらず、図面が無い、もしくは、たび重なる改修で現物と図面が違う場合には、現物の形状や構造を把握するリバースエンジニアリングが必要となります。
短時間で広範囲の形状を取得する3Dレーザースキャン計測
リバースエンジニアリングで、広範囲な対象物の図面化が必要な場合において、技術者が現物を測り、手書きでスケッチして図面を起こすには限界があります。3Dレーザースキャン計測で、広範囲な対象物の形状を短時間でデータ取得できれば、限られた時間で図面化の準備が可能となります。
3Dレーザースキャン計測による3D点群データ取得
設備の定期修理期間や、稼動しないタイミングを利用して、3Dレーザースキャン計測を行い、3D点群データを取得することによって、現物をスケッチして図面化するために繰り返し現場に行く必要も、現地での制限時間を気にすることもありません。
3D点群データからの図面化
現物をスケッチして図面化する手法の代わりに、短時間で広範囲の形状を取得した3D点群データを利用して図面化します。3D点群データからモデリングした3D CADモデルを図面化します。また、簡易的に点群データを直接、図面化することも可能です。
こんなときに便利!
- 既存設備の改修を計画したいが、たび重なる改修で、現物と図面が違う!
- 計測した3D点群データを利用して、最新の現状を2次元化します。
- 断面を明らかにしたい!
- 実際には切断できない場所も3D点群データを利用して断面の表現が可能です。
- 各種公的機関での申請で現状の図面が必要となった!
- 各種公的機関への申請で必要な図面が得られます。
- 工事の関係各所に、該当箇所の図面を配布したい!
- 改修や解体など、工事関係者や関連会社が必要とする図面が得られます。