部屋間・階間計測による貫通部分の計測
複雑な配管の管理
建物内を通る配管は、設備維持管理のために種類、本数は多岐に渡ります。配管は壁や階層を貫通して通っていることが多く、配管図だけでは把握が難しい場合があります。また、建物の傾きにより貫通配管に必要以上の荷重が掛かっている可能性も考えられます。
建物の全体像を把握
建物の全景を紹介するのに、建物を輪切りにした模型などを目にすることがあると思います。ベステラでは3D計測を各部屋、各階層で行い、部屋間、階層間を高精度で合成しデータ上で実寸のまま自由な位置から確認可能になります。
配管の貫通距離や貫通部の見える化
3D計測によって取得したデータを合成し用いれば、壁厚や床厚を簡単に算出できます。
また、階層間や部屋間に跨って伸びる配管や配線の状況を一目で確認できます。(ただし壁や床外に露出しているものに限ります)
レイアウトイメージ取得
3D計測を行うことで、施設の増設を部屋間、床間を越えて行いたい場合のレイアウトが目で見える形で容易に行うことができます。
こんなときに便利!
- 部屋と部屋の壁厚や階層ごとの床厚を確認したい!
- 通常なら確認できない壁の厚みや床の厚みを現況で確認できる
- 部屋にまたがって貫通している配管や配線の状況を明らかにしたい!
- 建物内に張り巡らされた配管や電線を建物全体で確認できます
- 部屋や階層を越えてのレイアウトを行いたい!
- データを実寸で確認できるため、壁や床を挟んでの貫通イメージを容易に取得できます